ニゴイって美味しいの? ニゴイの調理法とおすすめ調理

川・池・清流
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・ニゴイとは

・ニゴイの特徴

・調理してみよう

・料理の感想とまとめ

>ニゴイとは

川や湖に住む日本固有の淡水魚

一見外来種に思われがちですが、昔から日本にいる魚なんです

大きいものでは60㎝ほどになります

寿命は長生きするもので10年を超える

 

食用として捕獲されることは少なく、食べる機会は滅多にありません

大きくなると鮎の稚魚などを食べてしまうため、地域によっては駆除対象にもなっています

ある地域では、漁業組合へニゴイのしっぽを持っていくと、漁業組合で買い取りをしていたこともあります

 

雑食性で、エサは比較的なんでも食べます

ミミズで釣ると結構すぐに釣れますし、ルアー釣りでも釣れることもあります

夜釣りでも釣れることがあります

>ニゴイの特徴

泳いでいるとコイとの見分けが付きにくいですが、少し色が薄く、白いヒレが左右に4つ出ているのがニゴイになります

群れで一緒に泳いでいることが多く、流れの緩い場所に固まって泳いでいることが多いです

 

捕獲して観察してみましょう

まず見た目は硬そうで美味しくは無さそう・・・

そして唇が柔らかく、ゼラチンの塊のような感じでぷにぷにしています

良く観察してみると、唇が外向きに巻き込むような形になっています

唇が分厚いのは巻き込む形になって二重になっているヵら

 

口は下向きになっており少し伸びます

底のエサを捕食しやすいようになっているのかもしれません

コイとは違い、体高はなく、細長い

>調理してみよう

この魚、なぜ食用として用いられることが少ないかというと、小骨が多くて食べずらいんです

 

捌いてみるとわかりますが、いたるところに骨があります

大きくなると骨も太くなるため、40㎝くらいまでが食べごろです

今回取ってきたニゴイは少し大きめの50㎝ほど

 

小骨があって気になるので、ハモと同じように骨ぎりすることが重要です

淡水魚は生で食べると寄生虫の危険があるので生ではおすすめしません

あらいで食べることもあるようですが、自然の川で育ったニゴイはできるだけ火を通すようにしましょう

 

おすすめは油で揚げるかつみれ

今回はニゴイの餡掛けを作ってみました

 

まずはうろこ取りから

うろこは結構大きいのでバリバリ剝がれます

うろこを取り終わると次は頭を落とします

骨が結構固いので、手で折るようにするといいです

 

そして内臓を取り出し、三枚に卸します

表面は結構ぬるぬるしているので捌きにくいです

そしてこれがサイズのわりに身が少ない・・・

 

しかし身はとても綺麗な身をしています

皮目はうっすらピンクで刺身で食べれそうなくらいの見た目

 

今回は骨切りせず、骨の場所を把握するために骨を完全に取り除きます

 

調べてみると変な方向に骨が入っています

おそらくY字に骨が入っているの様子

かなり独特な形状に骨が入っています

骨切りをするにしても、骨の入り方は把握しておく必要があります

 

結果として完全に骨を取り除くのは難しいため、骨切するほうが得策です

みはぶつ切りにし、油で揚げていきます

骨が残っている可能性があるため、二度揚げでしっかりあげます

あとは別で作っておいたあんをかけて餡掛けの完成

>料理の感想とまとめ

味はとても美味しいです!

身は結構ふわふわでしっかりしている

 

しかしやはり調理が少し大変でした

骨切りして食べればもう少し調理も楽かな

骨が結構気になるので、油で揚げるにしても骨切りはしておいた方がいいです

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