効果的な自作罠でうなぎを獲る方法:餌を使って放置するテクニック

磯・ふかせ釣り
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ウナギを獲る方法は様々ありますが、今回はいつも私たちが高確率でうなぎを獲ることが出来た方法を解説します

YouTubeでも実際にうなぎを獲る工程を見れますので興味がある方は見てください

意外と身近な川にいるうなぎを捕まえてみましょう

 

■うなぎを獲る様々な方法
・筒仕掛け
・穴釣り
・夜釣り
・釣りつけ(はえ縄)
■釣りつけ(はえ縄)の仕掛け作り
■釣りつけ(はえ縄)でのうなぎの獲り方
■まとめ

■うなぎを獲る様々な方法

ウナギを獲る仕掛けには様々な方法があります

・筒仕掛け

うなぎは夜行性で、日中は岩や泥の中に隠れているウナギの習性を利用した仕掛けになります

筒の種類もたくさんあり、プラスチック製のものや竹を使用したもの、竹を編んで作ったもの、木製のものなど、たくさんあります

“もんどり”と呼ばれるパーツを取り付けることでうなぎが筒へ入ったら外へ出ることが出来なくなる仕組みになっています

仕掛ける際は、入りやすいように餌を入れ、餌のニオイでウナギをおびき寄せるようにします

仕掛ける場所はウナギの通りそうな場所へ筒を沈めておくだけ

比較的簡単に仕掛けることの出来る罠ですが、そう簡単にウナギは入りません

ウナギは匂いに敏感で、仕掛けたばかりの罠にはすぐに入ることは少ないです

そのため、長期的かつ、定期的に罠をチェックする必要があります

長期的に川へ沈めておくことで筒にコケが生えたりし、匂いが消えて川へ馴染みます

さらにデメリットとして、他者によって罠を勝手に上げられてしまうこともあります

また雨などで増水の恐れがある場合は事前に罠を引き上げる必要があり、意外と手間が掛かってしまいます

筒仕掛けをおすすめする方は、仕掛けることの出来る川が近くにあり、長期的かつ、定期的に筒仕掛けを管理出来る方です

上記のおすすめ出来る人にはメリットの高い仕掛けなので試してみてください

・穴釣り

穴釣りとは、日中岩の中に隠れているうなぎを狙う釣り方になります

餌であるミミズを岩の中に突っ込んでウナギの口元までエサ届けることでウナギが食いつきます

手軽に行えて簡単な釣り方になりますが、広い川などでは難しく、水量が少なくウナギが入る岩や障害物が少なく、穴を効率よく狙える場合があれば有効です

仕掛けはこちらの記事から⇩

ウナギはどうやって釣るの? ウナギの捕り方【穴釣り】

・夜釣り

夜釣りとは、その名の通り夜にうなぎを釣ることです

うなぎは夜行性なので釣りをする場合は夜になります

仕掛けは強めのロッドと太めの仕掛けで大丈夫です

針はうなぎ針、糸は6号~10号程度を使用します

オモリは流れに合わせて使い分けます

川の流れに流れない程度の重さを選びましょう

川で釣る場合は餌はミミズを使用し、河口などではゴカイでも釣ることが出来ま

流れが強い場所は仕掛けが引っかかりやすいので、流れの緩いポイントを選ぶ方が良いでしょう

夕方薄暗くなり始める時間帯から釣れ始めるため、夕暮れ前から準備をして釣り始めましょう

・釣りつけ(はえ縄)

今回おすすめするウナギの獲り方がこちらになります

はえ縄と呼ばれる針がたくさん付いた仕掛けに餌を付け、川の中に仕掛けて一日放置します

夕方に仕掛け、次の日の朝早くに回収します

これまでの経験上、一番たくさんうなぎを獲った方法です

■釣りつけ(はえ縄)の仕掛け作り

仕掛けの作り方を解説します

まずは準備するものから

・タコ糸

大本の糸として利用します

太めの糸を使用しておくと数年に渡って使用することが出来ます

細い糸だと1年ほどで朽ちて切れやすくなってしまいます

・ハリス(8号~16号)

ハリスは太くてもウナギは食いつきます

切られるリスクを考えると太くすることをおすすめします

大きなうなぎが掛かると8号のハリスも切られていた経験があります

大物のうなぎを狙う場合は太い糸を付けるようにしましょう

・うなぎ針

針はうなぎ針を使います

糸が太くなると結ぶことが難しくなる為、結ぶことが難しい場合は管付きの針を使用します

私は太刀魚用の管付き針を使用しています

・発泡スチロール or 木の板

発泡スチロールと木の板は仕掛けを巻く為に使用します

仕掛けを巻くことが出来ればなんでも大丈夫ですが、水に濡れても大丈夫なことと、水に浮くことが必要です

仕掛けがにウナギが掛かり、仕掛けを引っ張って行ったとしても先端の板が浮いていれば回収が出来るためです

 

作り方は難しくありません

タコ糸の先端は重しの石を結ぶため、輪っかを作っておきます

 

約1mごとにタコ糸に輪っかを作り、ハリスをくくりつけていきます

針の数は仕掛ける川の状況に合わせて作ります

基本は5本前後の針を付けます

糸の元(板にくくりつける方)は最後の針から長めにタコ糸を伸ばしておきます

糸は長めに取っておかないと板をくくりつけておく場所まで届かなくなってしまいます

■釣りつけ(はえ縄)でのうなぎの獲り方

仕掛けが完成したら次は実際に罠を仕掛けて行きます

仕掛ける時間は出来る限り夕暮れ間近に仕掛け終わるよに開始します

日中から長時間仕掛けておくことで他の魚に食べられてしまう可能性が高くなる為です

カニなどにも食べられてしまう可能性が高くなります

餌は現地で獲れた小魚のぶつ切りです

やはり現地で獲れた餌が獲れる確率が高いように思います

ミミズなども餌としては良いですが、他の魚にも狙われる確率が高くなる為、おすすめしません

仕掛けるポイントは水深が浅いポイントになります

仕掛けが浮かないように石で重しをしていくため、水深が深すぎると仕掛けずらくなってしまいます

タコ糸の先に石をくくりつけ、うなぎの通りそうなポイントへ沈めます

沈めた仕掛けが浮かないように、ところどころタコ糸の上に石を乗せます

先端の木の板は岩の上に置き、石を乗せて動かないようにしておきましょう

くくりつける木などがある場合は木にくくりつけておいても大丈夫です

あとはこの作業を繰り返し、日が暮れる前に作業を終えます

ウナギは夕暮れから意外と早く活動を始めますので、薄暗くなり始める前に早めに切り上げます

 

回収は翌日の早朝に行います

回収が遅くなるとうなぎが暴れ、逃げられたり死んでしまう可能性が高くなる為です

出来るだけ夜明け後すぐに回収しましょう

 

回収の時は仕掛けとウナギを入れておくバッカン(蓋ができるもの)、軍手を準備します

獲れていた場合はうなぎが仕掛けに絡みついて来るので絡まないように軍手を付けた手で持ち、バッカンへ入れてフタをします

逃げないように仕掛けを外すのは帰ってから行います

 

地域や場所にもよりますが、的確なポイントへ仕掛けることが出来れば獲れる確率は高いです

ウナギの通りそうな場所などは経験値が必要となりますが、それもうなぎを獲る過程の楽しみの1つです

確率の問題でもある為、たくさん仕掛けるほど可能性は高くなります

はえ縄はメルカリサイトでも販売されています

 

■まとめ

最近ではお店でうなぎを食べようと思うと3,000円以上することも

天然のうなぎを自ら捕まえる楽しさと美味しく食べる嬉しさがたまりません

近くにうなぎを獲れる環境がある方は是非試してみてください

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