釣った魚の美味しさは、釣った後の処理方法で大きく変わってきます
魚を締めて血抜きを行う為に必要なフィッシュナイフですが、ナイフより万能なハサミがおすすめです
ナイフよりハサミをおすすめする理由とおすすめのハサミをご紹介します
■釣りに使うナイフも銃刀法違反になる? ■ナイフ・ハサミの素材を選ぶ ■ナイフよりもハサミをおすすめする理由 ■おすすめの魚締め用ハサミ ■まとめ
■釣りに使うナイフも銃刀法違反になる?
まず釣りに使用するナイフでも、慎重に取り扱いしなければ銃刀法違反の対象になるので注意しましょう
正当な理由がなく持ち運ぶことは禁止されています
刃渡り6センチを超える刃物を所持した場合は銃刀法違反で逮捕される可能性があり、2年以下の懲役か30万円以下の罰金が課せられてしまいます
釣りに持ち運ぶ時も使用しない間はしっかりと仕舞い、すぐに使用が出来ない状態にしておきましょう
釣りが終わったら車などに放置せず、自宅に持ち帰って保管するようにうしましょう
■ナイフ・ハサミの素材を選ぶ
フィッシングナイフやハサミに使用されている材質にはステンレス・チタン・セラミックなどがあります
鉄製は海水だとすぐに錆びてしまうため、フィッシングナイフとしては適していません
一般的に使用されている材質がステンレス製で、錆びにくく安価なため多く使用されます
中にはフッ素加工など、特殊な加工をすることにより錆びに強く撥水性高いものもあります
チタン製は金属アレルギーが出にくい材質となっており、ステンレスに比べ軽く、ステンレスよりも錆びにくいと材質ですがステンレスより高価となります
セラミック製はステンレスに比べ軽量で、チタン・ステンレスに比べて切れ味も落ちにくいです
セラミックは刃こぼれが起こりやすく、硬いものを切る場合は注意が必要です
■ナイフよりもハサミをおすすめする理由
・ナイフと同様の用途で使用できる
ハサミはナイフ同様の用途で使用ができます
魚を締める際の脳天締めも、ハサミの先を突き刺すことで行えます
血抜きもエラをチョキッと切るだけ
釣り場でお腹を開く場合はチョキチョキと切って開くことが出来ます
ナイフだと切れ味が悪いと捌きにくいことがないでしょうか?
ハサミだと力強く切ることができます
・ナイフ以上のメリットも
ハサミであれば仕掛けを作ったり変更したりする際に、ハサミを使って仕掛けを切ることが出来ます
仕掛けを切るハサミと魚を締めるハサミを併用することで持ち運ぶ道具も減らすことができます
さらに釣った魚のヒレを切ることができるのもメリット
毒があるアイゴなど、持ち帰る際に背びれなどが危険です
ハサミで切ってしまうと安心して持ち帰ることが出来ます
毒のない魚でもすべてのヒレを切っておくことで持ち帰った後のウロコ取りや調理がしやすいのでおすすめです
■おすすめの魚締め用ハサミ
各メーカーから、魚を締める為の専用のハサミも販売されています
PEラインを切る為の工夫などもある万能なハサミがあります
・ささめ針(SASAMEBARI)
魚のサイズに合わせて4種類から選べます
硬い骨を切る際に滑らないよう、片刃ギザロックが採用された種類もあります
ギザ刃でPEラインも切れる
フッ素塗装で撥水性をキープし錆びにくく汚れも落としやすくなっています
グリップは軟質樹脂で柔らかく握りやすい
・まるしん漁具の分解もできるハサミ
ハサミとしても使用でき、分解してナイフのようにも使用が可能
セパレートすればさらに用途が増え、ウロコ取りなどにも使用可能です
■まとめ
1つで何役もこなせるハサミ
チョキチョキと切るだけなので力も使わないので本当に便利です
一度使うと良さが実感出来ます
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